なんだか食欲がないなあ。暑い日が続くとそんなことありませんか?
夏バテの症状で多いのは「食欲不振」
あんまり食べる気がしなくても、食べないと体は動きません。
・水分をたくさん摂る?
・食欲がでるメニューにする?
・甘いものを摂る?
・食べやすく工夫をする?
いろいろな疑問があると思いますが、ひとつづつお話してしていきますね。
水分を摂りすぎると、胃もたれの原因になる。
「水分をたくさん取ってしまう」という声を聞くのですが、
水分を摂ると、胃液が薄まります。
そうすると、食べ物を食べても消化できずに胃もたれの原因になってしまい、また食べれなくなる。という悪循環になってしまいますので、水分の摂りすぎには注意が必要です。
そんなこと言っても、暑くて喉がカラカラ・・・
そんなときこそ、もう一度、旬の食材の意味を考えてみましょう!
夏野菜は水分がたくさん!旬の食材を食べよう
旬の食材については、また別の記事で詳しく書こうと思いますが、
そもそも旬の食材には旬である意味があります。
夏が旬の野菜を思い出してみてください。
・トマト
・きゅうり
・なす
なにか気づきませんか?実は、夏の野菜は水分が多いんです。
夏は身体が火照って冷やさないといけないので、夏が旬の野菜は身体を冷やしてくれるものなんです。
じゃあ、冷たいものを食べればいいんだ!!
実はそうでもないんです。
温度差が大敵!内臓を温める食べ物を食べよう
日中は真夏の太陽がギラギラと照り、屋内に入るとエアコンで一気に涼しく。
温度差のある環境もまた身体にはよくないことです。
冷え切った内臓を温める食べ物で、身体に熱を与えることも大切なんです。
「そうめん」を食べるよりは「にゅうめん」
トマトを使ったミネストローネなんかもオススメですよ。
胃腸の働きを刺激!香辛料で食欲減退を防ごう
よくカレーなど香辛料の多いメニューもオススメとして挙げられますが、それにはちゃんと理由があります。
香辛料の刺激で胃腸が働き、食欲の減退を防いでいるんです!
カレーの他には、生姜焼きとかオススメです。
カレーだと翌日にリメイクもできるので、夏バテで疲れてしまった主婦の方にも優しいですね。
胃の粘膜を保護!喉越しもいいネバネバ食材を選ぼう
納豆、おくら、山芋など、ネバネバした食材にはムチンが含まれており、胃の粘膜を保護してくれます。
胃腸が弱っている夏バテのときにはとてもいい成分です。
食欲のないときでも、スルッと食べることができるもオススメです。
定番のうなぎもオススメ!疲労回復の食材を選ぼう
夏といえばうなぎ!うなぎと言えば夏!
アリシンを多く含むうなぎは、疲労回復にとてもいい食材です。
他にも、豚などがあります。
豚汁など、やはり身体を温める献立にするといいですね。
生の野菜よりも温野菜がいいので、
温野菜をひいて、豚肉をのせて、ポン酢でサッパリなどもオススメです。
疲れたときは甘いもの!?でも夏バテにはあまり良くない!?
疲れたときは甘いものが食べたくなりますが、甘いものはどうなのでしょうか?
糖分が摂取されて、元気になりそうな気もしますが、実は夏バテには逆効果。
糖分の分解のためにビタミンB1を使ってしまいます。
ビタミンB1は本来なら、???
まとめ
・水分は摂りすぎない。
・夏野菜で水分補給。
・温かいものを食べる。
・香辛料で胃を刺激。
・ネバネバで胃の粘膜を保護。
・疲労回復の食材を選ぶ。
・甘いものは摂りすぎない。
いかがでしたでしょうか?
夏バテだから食べれない・・という方は好きな食べ物でもいいので、まずは食べることが一番です。
ちなみに我が家は夏バテになったことがありません。
日頃から食事に気をつけていることもあって、みんな疲れ知らずです。
これを機に、食材選びから見直してみませんか?